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諦める力…それでもプロ野球選手を続けますか?

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2015年12月30日に放送されたTBS系列「プロ野球戦力外通告 クビを宣告された男達」の録画を見ました。

TBSテレビ:プロ野球戦力外通告
「WBC2023」侍ジャパン世界一奪還、阪神38年ぶり日本一。華々しいニュースで彩られた今年の日本野球界。しかし、その陰で“戦力外通告”という非情な宣告を受けた男たち。まだ野球を続けたい!夢を諦めず人生を切り開こうとする男たちの過酷な現実に迫る。

華やかなプロ野球の世界。

億単位の年俸を勝ち取る選手もいる一方で、チームの公式サイトに一行「来季の契約を結ばないことを通告しました」と自分の意志で野球を続けることができない選手がほとんどです。

今回「プロ野球戦力外通告 クビを宣告された男達」では千葉ロッテマリーンズの投手2名、オリックス・バファローズの野手1名のトライアウトから今後の人生の決断をする選手の姿を追いました。

年末恒例になっているこの番組、野球ファンに限らずけっこうチェックしている人多いんじゃないでしょうか。

日本人て他人の人事好きよねー。

私もなんだかんだいいつつ毎年見ているんですけどね。

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最近のプロ野球選手のセカンドキャリア

最近は

  • 景気状況が改善しつつある
  • BCリーグや四国アイランドリーグといった新リーグの誕生
  • プロ野球とアマチュア野球の連盟の氷解

などによりプロ野球の道を閉ざされた者の進路が増え、トライアウトでプロ球団と契約できなかった選手が即引退に追い込まれるケースは減りました。

今回番組で取り上げられた矢地選手の例だと、社会人(東海REX)で新日鐵住金の系列会社に正社員として入りアマチュアで野球を続けることができるとのこと。野球だけで生計を立てることはできないけど、一応安定とされている収入がありながら好きな野球を続けることができます。

家族にとっても矢地選手にとってもすごくいい選択肢だと思いました。仕事の方はすぐには興味が持てる分野ではないかもしれないけどがんばって欲しいです。

長く続けられる自分の適職を一刻でも早く模索した方がいいという考え方

この放送の少し前に世界陸上男子400メートル障害銅メダル・元選手の為末大氏の著書、「諦める力 〈勝てないのは努力が足りないからじゃない〉」を読みました。

これ読んでたんでね、残念ながらトライアウトまでいって「プロ選手としてはもうダメです」と判断されたらそれ以上プロの選手であることにこだわる必要あるのかなって思っちゃったんですよね。

一刻でも早くこれから長く続けていける自分の適職を模索した方がいいよなって。

夢を諦めないとか聞こえはいいし、燃え尽きるまでやりたい気持ちもわかる。

でもパートナーもいて子供もいてという状況では、好きなことを続けたいなら何かを捨てないといけない。人生トレードオフだろ?と思ったりして。

今回もうひとり取り上げられた中後選手は、トライアウトで全く結果が出せなかったもののBCリーグの武蔵ヒートベアーズでまた日本プロ野球(NPB)に戻るチャンスをうかがいつつ選手を続けることになりました。

中後選手はまだ26歳ですし、1年間恵まれているとは言いがたい環境で必死に野球に向き合ったらまた新しい可能性が見えてくるかもしれません。でもライオンズの敵としてみていて、中後投手のメンタルがプロ向きとは思えなかった。。「諦める力」を読んだ後だと余計に野球以外のあらゆる可能性は模索したのかしら?とつい思ってしまいましたね。

あとがき

中後選手はこれまでエリート街道を歩んできた選手だからここまで大きな「挫折」ははじめてだと思います。
武蔵ヒートベアーズと契約したからには活躍を期待しています。
ここから人が変わったように復活する姿が見られればそれに越したことはないですからね!

筆者のプロフィール

くるみ
くるみ
Webサイト編集、フリーライター。遠征先でご当地グルメを堪能しているときが一番しあわせ。→[詳細プロフィール]
埼玉県で快適に暮らすための情報をまとめた「さいたまノート」も運営中。

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