つば九郎は最強フリーランサー。多方面に人気の理由を考えてみた。

プロ野球東京ヤクルトスワローズの公式マスコット、つば九郎。

つば九郎

ツバメなのにメタボなおなか、でもツバメらしい赤くてぷっくり膨らむほっぺが愛くるしい。

マスコットとしてのブレイクは中日ドラゴンズのドアラに先を越されたものの、いまやプロ野球の球団マスコットの枠を超えて愛される存在になったつば九郎。

つば九郎が人気なのはただかわいいからじゃない。

いまやメインの球団マスコット業以外に多方面に活躍の場を広げているつば九郎の人気の理由を分析してみました。

つば九郎は意外と地道な努力家

ブログは毎日更新

ホームの試合が長引こうが遠征に行こうがつば九郎のブログは毎日更新されます。

たとえ投稿文が短くても毎日更新することへのこだわりが強く、かつてアメーバブログのシステムトラブルで投稿が反映されなかったときのショックな様子がこの投稿からも伝わってきます。

とらぶる。 | つば九郎オフィシャルブログ「つば九郎ひと言日記」Powered by Ameba

(7年前はじぶんのこと「ぼく」って言ってたのね。)

スワローズの選手にとどまらず他球団の選手とも親交があり、試合前3塁側で友だちの選手を探してはツーショット写真を撮ってブログに載せています。

毎日のブログはほとんどのほほんとおちゃらけモードですが、親しい選手が記録を達成したりチームを去るときだけは一転まじめになります。

たとえば稲葉さん(現日本代表監督)が引退した時のブログ。

ことばよりたいせつなもの。 | つば九郎オフィシャルブログ「つば九郎ひと言日記」Powered by Ameba

全部ひらがなで語るスタンスこそ変えないものの、優しい目線で稲葉選手との思い出話が綴られています。

ふだんはやんちゃなつば九郎はひとたび筆をもたせればエモい文章がかける天才。そのギャップが女性のハートをつかみます。

SNS映えする筆談トーク

つば九郎はツバメなのでしゃべれません。

ステージに出る時はスケッチブックとサインペンの筆談トーク。

神宮球場の試合前にはいつもカラービジョンでスタジアムDJのパトリックさんとの「トークタイム」があります。

炎上しない絶妙な危機管理能力

筆談トークではそのときの新鮮な時事ネタを取り入れていて、めざといファンはカラービジョンを撮影してその様子をTwitterにあげて拡散します。

時事ネタは一歩イジり間違えると炎上にもつながりかねません。

これまで割ときわどいネタにも手を出しながらもつば九郎が危ない目にあっていないのは、

  • ふだんから自由で生真面目なキャラクターではないこと。
  • 話題の核心を突かずにエッセンスだけを取り上げているので、受け取る側が勝手に想像して笑うだけだからつば九郎に非がない。
  • 仮にデリケートな話題だったとしても、つば九郎は人間ではなくマスコットなので許される部分がある。

こんな理由でしょうか。

筆談トークはこのSNS全盛時代にとてもマッチしていて、つば九郎の面白さは写真を見るだけですべてがわかります。

ふだん野球を見ない人もTwitterやインスタグラムからつば九郎の面白さを知ってファンになった人も多いのではないでしょうか。

野球以外の仕事もできる

ビール、競馬好きというブランディング

好きな言葉、座右の銘:よしっ飲みに行こう!!

引用元:つば九郎 | 東京ヤクルトスワローズ

夜麻布界隈で飲むことをを「ぶーあざでぱとろーる」と称し、ビール大好きを公言してます。

ナイター観戦にはビールが定番。

マスコットがビール好きのおやじキャラであることは男性ファンの心もつかみます。

最近のお仕事でナイスアイディアだったのが、静岡で開催されたオクトーバーフェストに呼ばれていたこと。

つば九郎はビールジョッキを持ってごきげん。

静岡では7月にヤクルトスワローズ主催のナイトゲームの公式戦が予定されていて、ビール好きという潜在的にプロ野球観戦に興味を持ってくれそうなサラリーマンにリーチできるほうが施策としてききます。

つば九郎がビール好きであるからこそオクトーバーフェストというビールのイベントに呼んでもらえました。

マスコットも明確に個性を打ち出すことが大切だということを教えてくれます。

馬券の的中率がすごい

もうひとつ、つば九郎は競馬もたしなみます。

ヤクルトスワローズが懇意にしているサンケイスポーツを中心に競馬予想を載せてもらっています。

わたしもつば九郎の予想を信じて買ったことがありますが、意外と当たるんですよ、これが。

【ダービー】絶好鳥つば九郎、◎は(8)ぶらすと
 せんしゅうのおーくすを、みごとげっとで、こんしゅうも、さんすぽにとうじょう。

3万円のディナーショーはチケットが即完売した

ドアラとつば九郎
2017年のクリスマスと18年の年始に開催された中日ドラゴンズのドアラや千葉ロッテマリーンズのマーくんたちと開催したディナーショーは即完売でした。

ディナー付きとはいえ、マスコットだけのショーに3万円!それが即・完・売!!

昨オフは争奪戦に敗れていけませんでした。。。

ディナーショーの内容は報道用に一部映像が公開された以外は完全非公開でSNSでもかん口令が敷かれます。

本当に参加できないと何をやっているのかわからないディナーショー。

しゃべらない、歌わないマスコットだけのディナーショーは謎なところがますます興味をそそられます。

高額のディナーショーなのに即完売させたことが、マスコットの価値を世間に気づかせ、中心にいるつば九郎の価値を大きく引き上げたできごとだったと感じます。

あとがき

つば九郎こそまさに必殺仕事「鳥」!なんです。

つば九郎みたいに仕事ができたらいいなって本気で思うんですよね。

侮るなかれ。されどマスコットですよ。

筆者のプロフィール

くるみ
くるみ
Webサイト編集、フリーライター。遠征先でご当地グルメを堪能しているときが一番しあわせ。→[詳細プロフィール]
埼玉県で快適に暮らすための情報をまとめた「さいたまノート」も運営中。

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